お疲れ様です。
自分の創作話を掲載することによって、記事数を楽に増やそうとしている内向的bです。
というわけでこの記事は、内向的bの創作した話
”現代的で現実的な召喚ファンタジー・ブロマンス”
の掲載記事になります。
「………?」
となった方は
目次から「初めましての方、この創作物は…」へジャンプしていただき、
最初にそちらを読まれることを推奨します~
本文 「召喚術の授業は××な魔物と、」
(どれ…今日も探索をしていくか…)
腰を上げた僕がまず向かうのはいつも図書室だ。
そこから数冊の本を借りていき、それを屋敷のあちこちで読む。
そうやって読書の合間の休憩に見せかけて、調査を行っていた。
(この程度の誤魔化しじゃ、探索行為はバレてそうだけど)
湿原の片隅で起きた、か弱い魔物の召喚事故まで把握していた程だ。
だが気休めだとしても、問い詰められた時の言い訳くらいは用意しておきたいのが卑小な人間の心情である。
(まあ人間を食い荒らしに行きたいなら、召喚師は門を開けるまで生かしておくだろうし)
特殊すぎる魔界由来の魔力しか持たない魔物達は、人間の世界に干渉できない。
召喚に応じた際に得た人間の魔力さえも、魔界に戻れば魔界の魔力にすぐ同質化してしまう。
(召喚門に引き込まれた時はもう魔界に門を繋いでたし、召喚に応じた対価だった僕の魔力も利用したんだろうな…)
だとしてもあれは力技だった。
やはり幻覚や意識のみの連行説の方が濃厚だろうか。
”お前の魔力は魔物からすれば、人間が認識している量の500倍はある”
ふと、例の疑わしい話を思い出した。
確かに自分の魔力が何か変な可能性はあるとは思う。だが500倍はガセだとしか思えなかった。
今まで魔力測定や検査を何度か受けてきたが、何か言われたこともない。
(本当だったらすごい事だろうけど…)
だが心配性な自分はきっと、興奮より恐ろしさを覚えるだろう。
”強すぎる薬は劇薬になる”
あの魔物もそんなことを言っていた。
「…………、」
(もしかして、一度に多く取ると副作用がある…?)
数回の搾取を経て自分は、毒薬の副作用であろう眠気に若干耐性がついたようだった。
昨夜なんとか目を開けていたところ、魔物が魔力の搾取後に少しぼーっとしている事に気づいた。
その様子に二回目に召喚した灰苔リスとその後のトラウマを思い出し、僕は思わず具合が悪いのかと声をかけたが…
(問題ないって言われたけど、数分はぼんやりしてたな…
1/3程度しか取らないのではなく、取れないとか…?)
もし、そうだとしたら。
それを何かに利用できないだろうか?
それこそ召喚契約の交渉材料にでも――
(いや、これは危険な考えだ。それに僕の魔力の話は嘘だろうし)
僕はすぐに危うい思考から離れようとしたが、微妙に失敗してしまう。
(召喚師側にあえて不利な条件をつけて、力量以上の魔物を制御する…って方法を本で見たような…)
図書室には召喚術に関する本もあった。
ただ本の内容は、あの魔物に都合良く改ざんされている可能性もある。
「………、…」
ただ、知識欲を満たすだけ。
本の内容も鵜呑みにはしないし、実践も考えない。
契約を結ぶなんて、自分の身に余る危険な行為は絶対にしない。
僕は今日のお供を召喚契約魔術の本にすることに決めた。
今回はここまでにします~
ではまた~
初めましての方、この創作物は…
創作物掲載記事に初めて遭遇してしまった閲覧者様へ、
この作品の概要や、注意点についてご紹介します!
・【安全第一なぼっち学生 VS 月下美人系魔物】の召喚契約を巡る攻防を描く話です。
・ジャンルは、現代ファンタジーなブロマンスです。
・挿絵は制作中ですが、今のところ2枚ほどあります。
もうちょっと詳しく言うと…
・転生、チート、俺TUEEE、最強、ざまぁ、追放、不遇…などという要素は皆無!
流行りの異世界ファンタジーとは真逆のところを目指す、
ぼっちが考える「最強にリアル感のある召喚術のあれこれ!!」
を詰め込んだ、現代的で現実的なファンタジーです。
・ファンタジーなのに、主要登場人物が3~4人だけ!
というか7割がた、ぼっち学生と魔物の2人だけで構成されていますww
・2人の感情の動き、距離の変化、クソデカ感情をじっくり堪能できます。
・過去を引きずりがちな方 におすすめです。
過去の過ちを思い悩む主人公を通して、
「それをどうにかマシにするには?」を描くヒーリングストーリー…
だと作者は思っています。
あ、もちろん、
内向的な人が「疲れにくく、深く楽しめる」物語になるように心がけて作っております。
注意事項
・この作品は、結末まで掲載しません。
ぼっち的に「話の肝」部分までAIに学習されると困るので、ブログでの公開は半分くらいまでの予定です。
・人体ではないですが、少しグロテスクな表現があります。
・ちなみに【BL版】をpixivに載せてます。
あらすじ
――方陣内に現れた半透明の蝶
初めての召喚。その青い羽ばたきに、言葉にできない感動を覚えた。
次の瞬間…
平凡な魔術学生だったyは、召喚術の授業でありえない事故を起こしてしまう。
その結果、学校中からサイコ扱いされ…
あと、念のため…
この創作物は、内向的bが文も、絵というか画像も、全部一人で作ったものになります。
AIさんの手すら借りていない、ペンネーム通り「ぼっち」で作り上げた作品です。
よかったらおすすめ、拡散していただけると……ぼっちはうれしいです。
とっても励みになります!
「召喚術の授業は××な魔物と、」は、内向的bが心を込めて作った作品です…
作品やその一部を無断で、複製・盗作・販売行為などはご遠慮ください。
この物語はフィクションです。
作中で登場する人物、団体、名称、事件等は架空のものです。実在のものとは関係ありません。
★感想・アウトプット的スペース★ 閲覧者様の思ったこと、聞かせてくれませんか…?