お疲れ様です。
自分の創作話を掲載することによって、記事数を楽に増やそうとしている内向的bです。
というわけでこの記事は、内向的bの創作した話
”現代的で現実的な召喚ファンタジー・ブロマンス”
の掲載記事になります。
「………?」
となった方は
目次から「初めましての方、この創作物は…」へジャンプしていただき、
最初にそちらを読まれることを推奨します~
本文 「召喚術の授業は××な魔物と、」
(魔術、魔術関連の本、魔界に関する本、召喚術に関する本……
あ、あった)
図書室内を巡り、目当ての本を探す。
関連した本がまとまって配置されているので、分野の場所さえ見つけてしまえば探しやすかった。
易しそうな本を手に取り、目次、気になるページをパラパラと捲っていく。
(…うーん、ちょっと僕には難しい本だな)
自分にはまだ早い本を棚に戻す。
そしてもう少し噛み砕いた表現の本はないかと顔を上げた時、書斎の扉の近くまで来ていたことに気づいた。
図書室と扉で繋がっている書斎。
今日は中に自称・領主様がいるはずだった。
(いや別に、そんなに気にしなくても大丈夫なんだけど…)
なんとなく扉を見つめて、内側の様子を想像してみる。
窓を背にして置かれた大きい机、その横にもう一つの机。大きい机の対面にソファセットが一つ。あと壁際に棚や本棚がいくつか。
一日目の案内で書斎の中も一通り見て知っていた。
僕も使って良いと言われていたが、積極的に訪れようとは思わなかった。
(これ以上、あの魔物に気を許す訳にはいかない…)
圧倒的な力を持ち、それを使って自分を突然拉致した魔物。
召喚契約を結ばせるため僕をこの亜空間に監禁しているが、その真の目的は未だ闇の中。
テンプレ通りなら、契約後にもたらされるのは人間の死体の山々。
最大限に警戒すべき相手。
そんなこと十二分にわかっているはずなのに。
「………っ…」
なぜか自分の中の直感というか感覚が、いまいち警戒心を保とうとしないのだ。
現状ひどい扱いを受けていないから?
門を開かせるつもりなら、当分は殺されたりはしないだろうと高を括っているから?
自分に召喚契約を結ばせるカモ以上の、何らかの価値を見出している節があるから?
相手に自分を害する気が全くないこと、むしろ手厚いというか精一杯気にかけようとしている…
そういう空気感を肌で感じ取れるから、心から警戒できないのか…?
(それとも何か洗脳とか、魅了魔術の類でも使われてるんだろうか?)
でもそれにしては効果がまどろっこしい気もする。
いやきっと気づかれない事に重きを置いているんだろう。
というより、そう思っていないと危なかった。
まるで春が近づいてくるかのように、自分の警戒心が日を追うごとに氷解していく――
そんな音が聞こえてきそうなのだ。
「……、…」
監禁して外界との接触を断ち、その上で優しく…とまではいかなくても油断を誘う待遇 、態度で接する。
(あれか?北風と太陽みたいな作戦なのか?)
だとしたら、かなり人間の情緒を研究していると思う。
これは切実に注意喚起したい。今の僕には出来ないけども。
(あとあの…時々どもったり、意味不明の発言をしたり、そわそわしたりする不自然な言動。
あれは一体何なんだ…?)
そこでふと、既視感のある甘い香りが鼻を掠めた。
今回はここまでにします~
ではまた~
初めましての方、この創作物は…
創作物掲載記事に初めて遭遇してしまった閲覧者様へ、
この作品の概要や、注意点についてご紹介します!
・【安全第一なぼっち学生 VS 月下美人系魔物】の召喚契約を巡る攻防を描く話です。
・ジャンルは、現代ファンタジーなブロマンスです。
・挿絵は制作中ですが、今のところ2枚ほどあります。
もうちょっと詳しく言うと…
・転生、チート、俺TUEEE、最強、ざまぁ、追放、不遇…などという要素は皆無!
流行りの異世界ファンタジーとは真逆のところを目指す、
ぼっちが考える「最強にリアル感のある召喚術のあれこれ!!」
を詰め込んだ、現代的で現実的なファンタジーです。
・ファンタジーなのに、主要登場人物が3~4人だけ!
というか7割がた、ぼっち学生と魔物の2人だけで構成されていますww
・2人の感情の動き、距離の変化、クソデカ感情をじっくり堪能できます。
・過去を引きずりがちな方 におすすめです。
過去の過ちを思い悩む主人公を通して、
「それをどうにかマシにするには?」を描くヒーリングストーリー…
だと作者は思っています。
あ、もちろん、
内向的な人が「疲れにくく、深く楽しめる」物語になるように心がけて作っております。
注意事項
・この作品は、結末まで掲載しません。
ぼっち的に「話の肝」部分までAIに学習されると困るので、ブログでの公開は半分くらいまでの予定です。
・人体ではないですが、少しグロテスクな表現があります。
・ちなみに【BL版】をpixivに載せてます。
あらすじ
――方陣内に現れた半透明の蝶
初めての召喚。その青い羽ばたきに、言葉にできない感動を覚えた。
次の瞬間…
平凡な魔術学生だったyは、召喚術の授業でありえない事故を起こしてしまう。
その結果、学校中からサイコ扱いされ…
あと、念のため…
この創作物は、内向的bが文も、絵というか画像も、全部一人で作ったものになります。
AIさんの手すら借りていない、ペンネーム通り「ぼっち」で作り上げた作品です。
よかったらおすすめ、拡散していただけると……ぼっちはうれしいです。
とっても励みになります!
「召喚術の授業は××な魔物と、」は、内向的bが心を込めて作った作品です…
作品やその一部を無断で、複製・盗作・販売行為などはご遠慮ください。
この物語はフィクションです。
作中で登場する人物、団体、名称、事件等は架空のものです。実在のものとは関係ありません。
★感想・アウトプット的スペース★ 閲覧者様の思ったこと、聞かせてくれませんか…?