#16_「内向的な人が疲れにくく、深く楽しめる物語」を内向的人間が考えてみたところ…?

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3. 「疲れずに、深く楽しめる物語」の創作
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お疲れ様です。
「内向的な自分が疲れにくく、深く楽しめる物語」を創作している内向的bです。

今回は前回に続いて、内向的bが作っている

「内向的な自分が疲れにくく、深く楽しめる物語」
について話していきたいと思います

疲れにくく、深く楽しめる物語にするには?

前回お話しした「疲れると感じたり、なかなか楽しめない3つの場合」
①主人公クラスのメインキャラが、慎重じゃないタイプの時
②情報量が多い作品
③キャラの言動理由とかが薄っぺらい場合

これらと真逆となる物語を考えればいい!
と内向的bは考えました。
そして突き詰めていったところ、次のようになりました。

主人公を、内向的で慎重な性格にする

①主人公クラスのメインキャラが、慎重じゃないに対しては、
→主人公を、内向的で慎重な性格にする対策をとりました。

自分と同じ内向的で慎重な性格の主人公なら、感情移入もしやすいし書きやすいはず!
と割と安易に考えました。

ただ、「内向的で慎重な性格の主人公」は
主人公として一般的には奨励されていないタイプでしょう。
なかなか行動に移れないので、話を展開しづらいことが予想されます。

が!
自分の場合は、話の展開も工夫すればそんなに苦になりませんでした!
自分と似た性格にしてるので、やはり書きやすいですしね。

また、主人公は固定制にしてます。
これは作者も楽なんですが、読者も主人公という物語の軸が同じ方が
新しい話だとしても物語に入り込みやすいのでは?
と考えたからです。

でもこの主人公固定制は、なかなかの博打でもあると思います。
この主人公が好きになってもらえなかったら、読んでもらえる可能性も低くなりますからね。
ただ今のところは好意的な声をいただくので、「問題ないかな?」と感じています。

ちなみに読んでくれた人からは、

・石橋を叩きすぎてそのまま叩き割るタイプの主人公
・個性豊か
・主人公の性格が内向的なので、もだもだな一人称の語りを眺めているのが楽しい

といった声をいただいております!

登場人物や設定、出てくる要素を少なくする

②情報量が多いに対しては、
→登場人物や設定、出てくる要素を少なくする対策をとりました。

具体的には、
・名前あり登場人物が2~5人位
・伝えたい事を絞る。
 読者に提示する情報を精査し、不要な要素、情報は極力省く。
 考えなしに多要素の詰め込みはしない。

あと自分は名前がやたら難解だったりすると、疲れている時なんかはそれだけで読む気が失せるので、

・人物の氏名はアルファベット等で
自分の作品のキャラ名はアルファベット等にしています。
ちなみに主人公はyです。

また内向的bは、見分けやすいキャラデザや書き分けにも自信があります!

言動理由に至る背景まで、キャラを深く掘り下げる

③キャラの言動理由とかが薄っぺらいに対しては、

言動理由やそれに至った背景、性格、影響された出来事等まで、
キャラを深〜く掘り下げて作りこみ、
それを徐々に提示していく

という対策をとりました。

内向的な人は物事を深く考えるし、リスクに敏感な傾向にあるので、
自然と行動も慎重になる時が多いと思います。

そしてその行動を選択するまでには、色々な思考を巡らせていることでしょう。
思考する際も、知識、情報、過去の出来事など色々なことを思い返すはずです。
欲望や衝動のままに行動するなんて、あまりしないというか出来ない事が多いし、それをしようと思っても、つい踏みとどまってしまう。
内向的傾向が強いであろう私は、そんな感じです。

そんな私が作る内向的なキャラの行動理由は、厚みがあるのが自然なはずです。
私はその積み重なったものを「なぜ?」「どうして?」を繰り返して考え、拾い上げていきます。
積み重なった思考、情報、影響されたものを一つ一つ…

これはなかなか大変な作業でもあるんですが、
違和感や矛盾のなく整理できると、パズルがぴったりはまったかのような
清々しい達成感を味わう事ができるのですよ!

本当に気持ちいいので、大変だとしてもこの制作方法は止められないですね。
説得力のある行動理由や背景を描くためにも、欠かせない作業ですしね。

また、内向的なキャラを語るうえで外せないものに、
自己開示に消極的、なかなか人と打ち解けにくい所があると思っています。

私もそうですが、人に自分の事を話すのって苦手と言うか、心理的ハードルが高いんですよね。
悩みとか相談だって、内向的bは心理的距離が一番近い人間である家族にも、なかなか出来ません。

なので行動理由やその背景は”徐々に”、
タイミングを見計らって開示
していくよう意識しています。

プラスして、内向的らしい話の展開

①~③対策にプラスして、内向的らしい話の展開の仕方にも注意しています。

・主人公の内向的な性格などは、あまり変わらないままにする
 主人公が社交的なったり、色んな人と交流するようになる展開にはしないようにしています。
 内向的な方は、そういうことはあまり望んでいない人の方が多いと思っているからです。
 少なくとも私自身はそうなので。

・内向的な主人公が活躍したり、脚光を浴びたりはしない
 内向的な人は目立つこと、注目されることを嫌う傾向にあります。
 個人的にもひっそりと生きることが好きだし、
 目立つことはリスクにもなる…とつい思ってしまいます。
 
 確かに、自分の努力や成果を他人から認められることは、嬉しいことです。
 でも、内向的な人が一番重きを置くのは「自分からの評価」ではないでしょうか?
 「思った通りにできた!」という満足感や、「やりきった!」という達成感など。
 これが満たされていなければ、いくら他人から賞賛されても虚しさが纏わりついてくるだろうと
 内向的bは想像するのです。

まあ、この項目については単純に好みの問題なのかもしれません。

それに人間は、外向性と内向性どちらも両方持つ生き物と言われています。
たぶん内向的bは内向的傾向が強い人間なので、上のような話だと
「外向的や社交的な方がいい!という社会の風潮に迎合しやがって…!」
とかひねくれたことを少し思ってしまうのです。

ああ…、また結構長く熱く語ってしまいました。
今回はここらへんで区切ることにします!
次回はそろそろ、内向的bの創作作品を一つ、紹介してみますかね。

ではまた~

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