#19_創作動機と現在の表現形態に至るまで②

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3. 「疲れずに、深く楽しめる物語」の創作
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お疲れ様です。
中学生の時「自分は少しは話を考えるのが得意らしいぞ…」と思う経験した、内向的bです。

前回は創作欲の芽生えや、最初の表現手段だったこと、
そして物語を作る方へ傾いたきっかけとなった出来事について、お話ししました。

今回は、内向的bが”とある表現手段”との出会った話へ、進みたいと思います。


内向的人間、漫画と出会う

内向的bの漫画との出会いは、人より遅いと思います。
活字の本は学校の図書室や、図書館から借りたりしてよく読んでいました。
ただ漫画の方をまともに読んだのは、小学校高学年くらいの時だったかと思います。

アニメ「鋼の錬金術師」にハマって単行本を買った時が、初めてだったと思います。
アニメは幼稚園時代から結構色々観てたのに、漫画は全然触れてこなかったんですよ。
中学生あたりからは、アニメ経由で面白い!と思った、「BLEACH」も読むようになりました。

また家族が週刊少年ジャンプを買い出したので、ジャンプも読むようになりました。
「BLEACH」以外でこの頃好みだなぁと思った漫画は、
「アイシールド21」「PSYREN -サイレン」「To LOVEる」「ぼくのわたしの勇者学」あたりですね。
特に「PSYREN -サイレン」は世界観やストーリー、演出やコマ割りの仕方が好きすぎる作品でした。

そんなジャンプ漫画たちに触発されて、
内向的bもいつしか「漫画を描いてみたい!」と思うようになったのです。

絵の練習などは小学生あたりから、少しサボりながらも続けてたんですが、
そこに漫画を模写してペン入れまでしてみる、みたいな練習が付け加えられるようになりました。

画力を上げんとする訓練に並行して、漫画を描くやり方も調べていきましたね。
漫画を描くことは、一枚絵を描くこととは全く異なりました。次元が違う感じですね。
何よりも作業量が凄まじいな、とまず思いました。

何かで見たのですが、漫画は映画を作るのに似ているらしいです。
監督も俳優も脚本も全部自分でできる表現を、紙の上でやるものなのだと。

漫画を描くことは未知への挑戦だったこともあり、
怖気づいた私は、文章や小説で物語を書くのでもいいか?と思って、
書いたりした時もありました。

でも文字だけだと、登場人物の顔や容姿を読者の想像に委ねることになる…
なんかそれは嫌だなと思ってしまったんです。
キャラのデザインなども全部、自分の思うように作りたいと思ったんですよね…
今もそうですけどw

あと、表情を描きたいという欲もありましたね。
それに漫画ならではの演出とかも好きで、やっぱり自分もやってみたいと思ったのでした。

漫画に挑戦してみたら…?


実際に自分の漫画を作り始めたのは、中学生の終わりごろだったような…?
いまいち覚えてないですね。

漫画の描き方をざっと説明すると、

ストーリーや設定、キャラクターを考え、
考えたストーリーをネーム、コマ割りとラフ画で構成する漫画の設計図ような形へ落とし込む。

そのネームを基にして、漫画原稿用紙にコマ、キャラクター、背景などの下書きをしていく。
下書きが完了したところはペン入れを行い、黒塗(ベタって奴です)をしていく。
集中線などの効果線を引くことも忘れてはいけませんね。

ペン入れ作業が完了したら、ホワイト、白抜き作業もします。
おっと、その前に下書きの鉛筆画をきれいに消しゴムで消しておかないと、
大変なことになります。

消しカスも念入りに排除したら、トーンを貼ります。
トーンは張るだけでなく、所によっては削ったりして仕上げもしますね。



漫画制作を簡単に説明すると、こんなところでしょうか。
今説明したのは、全アナログでのやり方でした。
だいぶ前の事なので、うろ覚えで間違っているところもあるかもしれません。

また漫画の描き方って、意外と人によって違うので
「この人はこういうやり方なんだな」程度に思っていただけるといいと思います。

私自身も最初は全アナログでしたが、徐々にデジタルを取り入れていったので、
描き方も変わっていきましたしね。
もう本格的な漫画は描かないでしょうけども、
今描くとしたらネーム以降は全部デジタルになりそうです。
いや、ネームもかな?

漫画を描くのはめちゃくちゃ…

このように「もう本格的な漫画は描かない」と思ってしまうほど、
内向的bにとって漫画を描くという作業は物凄く大変でした。

私の場合は、ネームを書く段階まではすごく楽しかったです。
でもそこから漫画原稿用紙に下書きしたり、線を引いたり 、背景も書いたりペン入れしたり…
がすごく大変でした。

最初はアナログ制作だったので、漫画原稿用紙をよく汚してしまったりして。
インクが渇かないうちに触れてしまったり、手についたインク汚れが原稿用紙に移ってしまったり…

閲覧者さまはご存じでしょうか?
右利きの人は、ペン入れを左のコマからしていった方が、そういう汚れを防ぎやすくなることを…!

あと、手ほ皮膚が弱い人は、アナログ制作は避けた方が良いです。
どうしても手が汚れてしまうし、ホワイトに使う筆などの道具を洗う機会も増えます。
手荒れが悪化しやすい環境になりますので、
手荒れしやすい人はデジタルでの作業工程を増やすことをオススメします。

最初の頃はそういった作業も手探り状態だったので、特に大変な思いをしましたね。
元々自分は絵を描くのが早い方でもなかったので、なかなか作業が進まないことも辛かったです。

最初に書こうと思った話は、どうにも進まなくて描けなくなって数年放置したのち、
制作を諦める結果となりました。
悔しさもありましたが、
「ここまで大変だとは思わなかった…」という呆然とした感じが強かったかなぁ…

挫折した後…

一作目となるはずだった話が不発となってから、1年後くらいでしょうか。
でも、やっぱり漫画を描き上げてみたい!と思った内向的bは、
新しい話を漫画にするべく着手しました。

ひーひー言いながら、なんとか31ページの少年漫画系の話を描き上げました。
作業後半になってから結構な部分を描き直したりと、すっごく手こずりましたが!

それから何度か漫画制作に挑みました。
その結果、内向的bが描き上げられたのは、

・31ページの少年漫画系の2作品(上記の1作目を含む)
・漫画原稿用紙ではないB5の紙に、十数ページのホラー?ぽい話を1作品

だけでした。
ネームまではもう一作品書いたんですが、それを漫画原稿用紙に描く前に内向的bは悟ったのです。

――自分には、漫画は無理だなぁ、と。

気づけば、だいぶ長くなってしまってますね…orz
今回はここまでにしましょう。

次回は、小説+イラスト・画像の表現形態を選択したところまで、
話が進むと思います!

ではまた~

★感想・アウトプット的スペース★  閲覧者様の思ったこと、聞かせてくれませんか…?

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