#131_№19-召喚術の授業は××な魔物と、 …過去を引きずる人に贈る、ヒーリングストーリー…

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創作作品(一般向け)
この記事は約4分で読めます。

 

お疲れ様です。
自分の創作話を掲載することによって、記事数を楽に増やそうとしている内向的bです。

というわけでこの記事は、内向的bの創作した話
”現代的で現実的な召喚ファンタジー・ブロマンス”
の掲載記事になります。
 
「………?」
 

となった方は
目次から「初めましての方、この創作物は…」へジャンプしていただき、
最初にそちらを読まれることを推奨します~

 

本文 「召喚術の授業は××な魔物と、」

進んだ先には、植物園のようなものが広がっていた。

どんよりと暗い空の下、魔界の植物らしきものが様々植えてある。
(屋敷の方と、空気が少し違う気がする…)
気体の重さを感じられそうなほど、濃くまとわりつくような空気の感触。
そのせいか少し息苦しかった。

「……、」
もしかしたらここは、魔界に近い環境なのかもしれない。
植物の育成のためにはその方が適しているだろうと、整然と管理された庭園を見渡しながら思った。

(となると、空気や環境に害がないか様子を見た方がいいよな…)
体に異変が起きないか確認するため、しばらくじっと動かずにいることにした。
せっかく巡って来た脱出の機会はおろか、命まで無駄にするわけにはいかない。

「………」
10分程度その場で佇んでみたが、特に異変は起きなかった。
あとは遅効性の毒素がないことを祈るだけだ。

本棚の隙間にあった秘密の入り口は、こちらではアーチ状のゲートになっていた。
それに背を向けて、歩き出す。
しばらくすると、図書室で嗅いだあの甘い香りが鼻をかすめた。

(この植物園のどこかで、あの毒薬の素になる植物を栽培しているのかもな)
香りに誘われるように奥へ進むと、温室のような建物にたどり着いた。

(あの花だ…)
温室の中にあった、花壇の一角。
甘い香りの源は、白と薄紅色の可憐な花だった。
白から薄紅色へ中心に向けてグラデーションしている花弁は3センチくらいで、 ジャスミンに似ている。

鮮やかなエメラルドグリーンの茎は背丈が30センチほどで、花は一輪だけしかついていない。
花からだいぶ下がった位置には、細長い葉や蔓がまとまって生えていた。

どこかで似たような花を見たような気がした。
教科書や図鑑だっただろうか。

(それにしても、いい匂いだな…)
熟れた果実のような濃密な甘さのなかに、お香に似た厳かさ、植物の青葉の爽やかな苦み…
それらが複雑に絡み合った奥行きのある芳香。

癖になるそれを、肺いっぱいに吸い込んでみたい…
そんな欲求のまま、可憐な花達の住処にフラフラと近づいてしまった。
魔界の植物が、なぜ甘く薫るのか考えもせずに。

「っ!?!」

今回はここまでにします~
ではまた~ 

初めましての方、この創作物は…

創作物掲載記事に初めて遭遇してしまった閲覧者様へ、
この作品の概要や、注意点についてご紹介します!


【安全第一なぼっち学生 VS 月下美人系魔物】の召喚契約を巡る攻防を描く話です。
・ジャンルは、現代ファンタジーなブロマンスです。
・挿絵は制作中ですが、今のところ2枚ほどあります。
 

もうちょっと詳しく言うと…

・転生、チート、俺TUEEE、最強、ざまぁ、追放、不遇…などという要素は皆無!
 流行りの異世界ファンタジーとは真逆のところを目指す、

ぼっちが考える「最強にリアル感のある召喚術のあれこれ!!」
を詰め込んだ、現代的で現実的なファンタジーです。


・ファンタジーなのに、主要登場人物が3~4人だけ!
 というか7割がた、ぼっち学生と魔物の2人だけで構成されていますww
 
・2人の感情の動き、距離の変化、クソデカ感情をじっくり堪能できます。
 
過去を引きずりがちな方 におすすめです。
 過去の過ちを思い悩む主人公を通して、
「それをどうにかマシにするには?」を描くヒーリングストーリー…
だと作者は思っています。


あ、もちろん、
内向的な人が「疲れにくく、深く楽しめる」物語になるように心がけて作っております。

 

注意事項
・この作品は、結末まで掲載しません
 ぼっち的に「話の肝」部分までAIに学習されると困るので、ブログでの公開は半分くらいまでの予定です。

・人体ではないですが、少しグロテスクな表現があります。

・ちなみに【BL版】をpixivに載せてます。

 

あらすじ

――方陣内に現れた半透明の蝶

初めての召喚。その青い羽ばたきに、言葉にできない感動を覚えた。
次の瞬間…

平凡な魔術学生だったyは、召喚術の授業でありえない事故を起こしてしまう。
その結果、学校中からサイコ扱いされ…

1話目はこちら

 

あと、念のため…

この創作物は、内向的bが文も、絵というか画像も、全部一人で作ったものになります。
AIさんの手すら借りていない、ペンネーム通り「ぼっち」で作り上げた作品です。

よかったらおすすめ、拡散していただけると…ぼっちはうれしいです。
とっても励みになります!

 

「召喚術の授業は××な魔物と、」は、内向的bが心を込めて作った作品です…
作品やその一部を無断で、複製・盗作・販売行為などはご遠慮ください。

この物語はフィクションです。
作中で登場する人物、団体、名称、事件等は架空のものです。実在のものとは関係ありません。

★感想・アウトプット的スペース★  閲覧者様の思ったこと、聞かせてくれませんか…?

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