#149_オリーブオイル値上げ! あなたはどう対応しますか…?

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常軌を逸した節約
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ラードは飽和脂肪酸と言われているくせに、
一番多く含んでいるのは、不飽和脂肪酸であるオレイン酸
という事実を知って驚愕した、内向的bです。

今回は、「お、こいつの方がオレイン酸レベル高いじゃん!」
という、ラードのライバルとなりそうな油をについてお話ししたいと思います。

 

そいつの名は…

では早速ご紹介しましょう。
ラードよりオレイン酸を含む割合が大きくて、価格や入手面のハードルも低い
それは…

菜種油、キャノーラ油
です。

分かりやすいように、ラードでも引用させてもらった円グラフをお借りしましょう。
(数値は食品成分データベース(文部科学省)から参照したもののようです。)

出典:味覚ステーション『オリーブオイル、ごま油、大豆油、コーン油、菜種油、パーム油、アマニ油、エゴマ油、牛脂、ラードの脂肪酸組成の違い

ラードはオレイン酸が41~51%含むと言われていて、同じ円グラフでは43.6%だったので、
菜種油の方が16%ほどオレイン酸が多いですね…

あ、ちなみにキャノーラ油は、菜種油の一種です。
菜種油の原料の菜種には、過剰に摂取すると人体に害となるものが含まれているそうです。
そういう有害成分が減るように品種改良された菜種が「キャノーラ」で、
キャノーラ油はそいつを原料にしている油ということののようですね。

オレイン酸の含有量は菜種油と同様の扱いとされているようでした。

 

あと他にも、米油もオレイン酸が43%前後とラードと同じくらいだし、
さらには
ハイオレイック種という、オレイン酸を多く含むように品種改良された種を使った
べに花油(サフラワー)、ひまわり油
オリーブオイルを超えるオレイン酸含有割合となる油もあるようですよ。
 
全くのノーマークだったので驚きました…
ざっと検索した感じだと、べに花油ハイオレイック種でもオリーブオイルといい勝負って感じの価格のようですね。
ひまわり油ハイオレイック種だとだいぶお高いようです。
気になる方は調べてみて下さい。

 

「健康にいい・悪い油」ってなんだろう…?

オリーブオイルの代用品にできそうな、オレイン酸を含む割合が大きい食用油…
 
ラード、菜種油・キャノーラ油、米油、ハイオレイック種のべに花油(サフラワー)
といくつか選択肢が出てきましたね。

価格面からすると一般的には、菜種油・キャノーラ油、米油あたりが有力となりそうでしょうか?
では健康面ではどうでしょう?

「食用油の選び方」と検索すると、
「飽和脂肪酸には少なくして、不飽和脂肪酸の方をとった方が良いよ!」
という情報が良く出てきます。

飽和脂肪酸とか不飽和脂肪酸の分類は、
#147_オリーブオイル値上げ! あなたはどう対応しますか…?
の記事で触れましたね。常温で液体か固体か?ってやつです。

で、なんで飽和脂肪酸には少なくした方が良いかというと、
過剰にとりすぎると
「血液中の悪玉コレステロールが増え、
 動脈硬化などを引き起こし、心筋梗塞などの病気につながる恐れがあるから!」

と言われています。
 
 
7割以上の記事にはこのように書かれていますね。
なんかもう「悪役」って感じですw

ただ、調べていると
飽和脂肪酸に分類されるすべてが悪玉コレステロールを増やすわけではないという情報が出てきました。
コレステロールに与える影響は、飽和脂肪酸の炭素の数によって違うそうで、
むしろ減らす奴だっているようなんですよw

しかし、飽和脂肪酸の中には、牛肉に含まれるステアリン酸のように、HDLコレステロールの働きを促し、LDLコレステロールを減らす作用があるものもあります。

出典:Dクリニック東京ウェルネス『脂質異常症と食事・栄養素の関係

ちなみにこのステアリン酸ですが、
ラードの約40%を占める飽和脂肪酸のうち、5~14%はステアリン酸となってますね。
また、チョコレートの原料であるココアにも結構含まれているようです。

なんかこれも、油を飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に2つに大別している弊害
って感じですね。
ステアリン酸は冤罪です!可哀想です…

 
まあそもそも、
飽和脂肪酸をどれくらいとったら、病気になったりするリスクが上がるのか?
っていうのもまだよくわかってないらしいんですよね。
飽和脂肪酸の摂取と病気の発症は相関性がないって主張する研究もあるらしいんですよ…

LDL上昇などの悪影響は過剰摂取により生じると考えられますが、「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、「循環器疾患の発症及び死亡に直結する影響は十分ではないものの、その重要な危険因子の一つである血中総コレステロール及びLDL コレステロールへの影響は成人、小児ともに明らかであり、目標量を設定すべきであると考えられる。しかしながら、両者の間に明確な閾値の存在を示した研究は乏しく、飽和脂肪酸摂取量をどの程度に留めるのが好ましいかを決める科学的根拠は十分ではない。」としています。

出典:一般社団法人日本植物油協会『 2.植物油に含まれる脂肪酸

補足として、↑の引用記事『 2.植物油に含まれる脂肪酸』は、あくまで「植物油の~」って視点で書かれています。
ただ、動物油でも植物油でも各脂肪酸の働きは同じではないかと
内向的bは思ったので引用
させてもらいました!

あ、ここで一般社団法人日本植物油協会の記事から引用しているのはあえてです!
物事を検証する時は、
反対の立場の方が肯定している部分を参考にすると、正確性が高くなるはず
と内向的bは思っているのでね!

文字数もいい感じなので、今回はここまでにしておきます。
ではまた~

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