#150_オリーブオイル値上げ! あなたはどう対応しますか…?

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常軌を逸した節約
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お疲れ様です。
実は悪玉コレステロールを減らしてくれる働きをしてくれるのに、
飽和脂肪酸だからと一括りに「悪者」扱いされているステアリン酸が、
可哀想で仕方がない、内向的bです。

それでは今回も引き続き、オリーブオイルの代用品を見定めるため、
「健康にいい・悪い油」ってなんだっていう話の続きをしていきたいと思います!

 

結局、アレが大事みたいですよ…

前回記事、 #149_オリーブオイル値上げ! あなたはどう対応しますか…? で、

飽和脂肪酸をどれくらいとったら、病気になったりするリスクが上がるのか?
のもまだよくわかってないという話をしました。

ラードを代用と定めた内向的bにとっては、個人的にかなり気になることだったので、
何か参考になる情報がないか調べていたところ、

国立がん研究センターがん対策研究所が運営するサイトから、
2013年に国際専門誌でも発表された『飽和脂肪酸摂取と循環器疾患発症の関連について』という研究結果を見つけました!

この研究をざっと説明すると、
平成2年(1990年)から開始され、国内9か所ほどの男女約8万2千人を食事調査や生活習慣アンケートを用いて、平均約11年追跡調査した研究のようです。

この研究結果を簡単にご紹介すると…
 
・1日にとる飽和脂肪酸が多いほど、脳出血や脳梗塞が起こるリスクは低くなる
 ※特に日本人に多い、脳の奥にある細い血管がつまるタイプのものが、飽和脂肪酸が多い群の方が、発症率が低い結果となった。

・1日にとる飽和脂肪酸の摂取量が多くなるほど、心筋梗塞が起こるリスクは高くなった

そうです!
すごい研究結果だ…。さすが国立がん研究センターがん対策研究所…!
平均約11年追跡調査だし、これはかなり信憑性が高い研究ではないでしょうか!

飽和脂肪酸は、悪者ってわけじゃないんですよ…。
なぜあんなにも多くの記事で、親の仇のように扱われているのか…。
まあ、それにしても脂肪酸って面白いですね~

というわけで結論としては以下のようになったようです↓

今回の研究結果からは、日本人におけるこうした議論のひとつの決着として、「飽和脂肪酸摂取は、多すぎても、少なすぎても良くない」という結論が得られました。この結果は、日本人で約40年前に発見された「血清コレステロール値は、高すぎても低すぎても良くない」という知見とよく一致しています。
本研究と過去の日本や欧米で実施されたいくつかの研究を総合的にみると、脳卒中並びに心筋梗塞の発症リスクが低いのは、飽和脂肪酸の摂取量が1日に20g前後の集団と考えられます。

出典:国立がん研究センターがん対策研究所『飽和脂肪酸摂取と循環器疾患発症の関連について

はい…
つまり、何事もバランスが大事ということですね~。

 

脂肪酸の摂取バランスを探ろう!

で、早速脂肪酸の摂取バランスについて検索をかけてみると、
良く出てきたのは、

・飽和脂肪酸:一価不飽和脂肪酸:多価不飽和脂肪酸の比は、 3:4:3
・うち多価不飽和脂肪酸の n-3系:n-6系の比は、  1:4
がいいよ!という情報でした。

ただ、中には n-3系:n-6系の比は、 1:2 がいい。
というのもあったんですよ。

果たして多価不飽和脂肪酸のn-6系はどれくらいがいいのか…?
気になった内向的bが調べていたところ、すごく分かりやすい脂肪酸の作用解説図に出会ったのでした!

出典:おきた内科クリニック『動脈硬化と脂肪酸の食べ方

こちらの図はすごいですよ…
細かく脂肪酸を分類してくれるだけでなく、具体的な食品名まで書かれてありますね。
あっ、レバーにもn-6系の脂肪酸が多いみたいですね。これは知らなかったな…

そしてその下には、その脂肪酸を食べた後の作用などまで書かれてありますね。

ん?
あれ…n-6系さん、
飽和脂肪酸と矢印の行きつく先が同じになってますよ…?
えっ、あなたも摂りすぎると動脈硬化を促進させる方だったんですか…。

あれだけ色々な記事で
「n-6系はコレステロール値を下げる働きがある、身体にいい油」
ってもてはやされていたのに…?!


と驚愕したところで、今回はここまでにしたいと思います。
ではまた~


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