お疲れ様です。
自分の創作話を掲載することによって、記事数を楽に増やそうとしている内向的bです。
というわけでこの記事は、内向的bの創作した話
”現代的で現実的な召喚ファンタジー・ブロマンス”
の掲載記事になります。
「………?」
となった方は
目次から「初めましての方、この創作物は…」へジャンプしていただき、
最初にそちらを読まれることを推奨します~
本文 「召喚術の授業は××な魔物と、」
”体験している”…?
一体どういう事なのか。首を傾げた僕に魔物は早速答えを教えてくれた。
「この亜空間はお前の魔力をもとにして作り上げた。この■■の■■■に■た魔力を用いてな。」
「!!!」
(そ、そうか、■■■■の■■分の魔力…!すっかり頭から抜けてた…)
えっと、■■■■時間×4×12×500×平均使用魔力量だから…
「…、……、…………、」
…もう、とにかく途方もない量だということだけは分かった。
頭を抱え出した僕を伺いながら、魔物は話を続けた。
「お前は、魔界が人間の死地となる原因を知っているか?」
(?…ぇ、えっと、確か……)
人間を死に追いやるのは魔界の魔力そのものではなく、その魔力に影響を受ける魔素が原因と考えられている。
教科書にそう書かれてあったはずだ。
「ああ、その通りだ。だからこの亜空間を構成する魔素は全て、お前たちの世界の物質に近い状態を保つように固定化している。」
亜空間内の魔素が魔界の魔力の影響を受けないように、受けたとしても人間に害を及ぼさない程度に。
そういう状態が保たれるようにしてあるそうだ。
しかも僕の魔力を使って作り上げられたこの亜空間は、人間の世界の魔力で満たされているらしい。
「そして、万全を期すために魔界の魔力も製作段階から一切遮断している。
…この亜空間はお前が危惧している、人間の魔力を”魔界の魔力に同質化させずに保管する”という機能を備えているのだ。」
「…………」
この時点で僕はキャパオーバーになった。
なのに魔物は、さらに追い討ちをかけるような話までし始めるのだった。
「魔力が同質化する理由は知っているか?」
「っ?……え、えっと、魔界特有の魔力に影響されてではないのですか…?」
首を横に振った魔物は、その理由を解説してくれた。
曰く、魔力が同質化するのは安定を求める作用が働くからだそうだ。
もっと言うと、魔力はその場での多数派に同調したり同じ性質になりたがるらしい。
(なんか、人間と似てるんだな…)
そんなことを思いながら自分の理解が正しいかどうか、教えられた内容を整理して口に出してみる。
「…つまり魔力の同質化は魔界特有の現象ではなくて、魔界では単純に魔界由来の魔力の方が多いから、そっちに同質化すると…」
「そうだ。まあ、同質化の速度や影響度合いは魔界が群を抜いているだろうがな。」
そこで話はこの亜空間の事に引き戻された。
「私の出入りの際には、この亜空間にも魔界の魔力が多少入ってきてしまう。
だがここに満ちているのはお前の魔力だ。
よってそれらは自動的に、ここでの多数派であるお前の魔力に同質化されていく。
観測もしたので間違いない。流石に魔物に力を与える特性まで持つことはなかった、が…」
「……、……」
目の前の魔物ですら、魔界で人間が長期間留まり続けた記録や情報は見つけられなかったそうだ。
だから僕を迎える上で、考えられる対策を全て施すしかなかったらしい。
そう言って、先程から気まずげに目をそらしている魔物は説明を終えた。
(ということは………)
※作中の■■部分は、中略部のネタバレ防止のマスキングです!
note等で(中略①)を読んでいただければ、「ああ、あの事ね」となっていただけるはずです。
今回はここまでにします~
ではまた~
初めましての方、この創作物は…
創作物掲載記事に初めて遭遇してしまった閲覧者様へ、
この作品の概要や、注意点についてご紹介します!
・【安全第一なぼっち学生 VS 月下美人系魔物】の召喚契約を巡る攻防を描く話です。
・ジャンルは、現代ファンタジーなブロマンスです。
・挿絵は制作中ですが、今のところ2枚ほどあります。
もうちょっと詳しく言うと…
・転生、チート、俺TUEEE、最強、ざまぁ、追放、不遇…などという要素は皆無!
流行りの異世界ファンタジーとは真逆のところを目指す、
ぼっちが考える「最強にリアル感のある召喚術のあれこれ!!」
を詰め込んだ、現代的で現実的なファンタジーです。
・ファンタジーなのに、主要登場人物が3~4人だけ!
というか7割がた、ぼっち学生と魔物の2人だけで構成されていますww
・2人の感情の動き、距離の変化、クソデカ感情をじっくり堪能できます。
・過去を引きずりがちな方 におすすめです。
過去の過ちを思い悩む主人公を通して、
「それをどうにかマシにするには?」を描くヒーリングストーリー…
だと作者は思っています。
あ、もちろん、
内向的な人が「疲れにくく、深く楽しめる」物語になるように心がけて作っております。
注意事項
・この作品は、結末まで掲載しません。
ぼっち的に「話の肝」部分までAIに学習されると困るので、ブログでの公開は半分くらいまでの予定です。
・人体ではないですが、少しグロテスクな表現があります。
・ちなみに【BL版】をpixivに載せてます。
あらすじ
――方陣内に現れた半透明の蝶
初めての召喚。その青い羽ばたきに、言葉にできない感動を覚えた。
次の瞬間…
平凡な魔術学生だったyは、召喚術の授業でありえない事故を起こしてしまう。
その結果、学校中からサイコ扱いされ…
あと、念のため…
この創作物は、内向的bが文も、絵というか画像も、全部一人で作ったものになります。
AIさんの手すら借りていない、ペンネーム通り「ぼっち」で作り上げた作品です。
よかったらおすすめ、拡散していただけると……ぼっちはうれしいです。
とっても励みになります!
「召喚術の授業は××な魔物と、」は、内向的bが心を込めて作った作品です…
作品やその一部を無断で、複製・盗作・販売行為などはご遠慮ください。
この物語はフィクションです。
作中で登場する人物、団体、名称、事件等は架空のものです。実在のものとは関係ありません。
★感想・アウトプット的スペース★ 閲覧者様の思ったこと、聞かせてくれませんか…?